工具コラム

2023.08.28
知っとかないTONE

第39回ラチェットめがねレンチ編

工具に関する情報を分かりやすくお届けする【知っとかないTONE!】の連載企画 第39回を公開します。
この連載を読んで、 皆さんもTONE工具マスターになってください。

第39回目は、「ラチェットめがねレンチ編」

コンビネーションスパナやめがねレンチのめがね部にラチェット機構を
組み込んだ工具です。 連続して回すことが可能です。

【ラチェットめがねレンチの特長】
ラチェット機構により、ボルトやナットから工具を外すことなく
連続して回せるので効率良く作業が可能です。
本体が薄く、奥まった狭い箇所での作業が可能です。

【ラチェットめがねレンチの切替方法】 
●本体に締付け(緩め)方向が矢印で表示されているタイプ
※裏で使うと逆向きで使用できます。
●切替レバーを操作して回転方向を変えるタイプ

【ラチェットめがねレンチの種類】

用途に応じて様々な種類があります。
1. ストレートタイプ:ストレート形状のスタンダードタイプ
2. 切替式13°オフセットタイプ:切替レバーで正逆の切替が可能
3. 首振タイプ:首振りが可能
4. ロングタイプ:長さが長く奥まった箇所に最適
5. 両首振タイプ:1本で2サイズに対応
6. めがねタイプ:障害物を避けて作業が可能
7. 4WAYタイプ:1本で4サイズに対応

【豆知識】 

ラチェットめがねレンチにアダプターを取り付けるとソケットやビットが使える
ようになり更にラチェットハンドルに比べて全体の高さが低くなるので、狭い場所での
作業に最適です。
また、スパナ部・めがね部ともに抜差し不要で早回しが可能なクイック機構を備えた
ラチェットめがねレンチがTONEにはあります。

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