モタスポ応援隊長 TCRジャパン編
*塚本奈々美のTONEモタスポ応援隊長レポート ~TCRジャパン編~*
世界中で隆盛をみせる新しいツーリングカー企画「TCR」、2014年に「新たなツーリングカーレースのピラミッドを築く」という構想で生み出されたこのカテゴリーは、瞬く間に世界中に広がり、ツーリングカーの頂点だったWTCC(世界ツーリング選手権)も、2018年からTCR企画を採用したWTCRに改まったほど。
日本でも、TCR規格を使った新たなシリーズ「TCRジャパン」が今年からスタート、TONEはこの初年度の大会で4つのチームをサポートしています。
TCRの特徴は、各自動車メーカーがレーシングカーを販売するスタイルを採っており、ユーザーにクルマを買ってもらうためには、なるべく扱いやすく、かつ速く、カッコよく、それでいてリーズナブルなマシンを作らないといけません。レースでも「バランス・オブ・パフォーマンス」(性能調整)というシステムが採用され、だれもが平等に戦えるレーシングカーと言えます。
そこでは、ドライバーの力量とクルマの整備がより重要となって来るわけですが、TONEの工具により整備されたTCRマシンがTCRジャパン2019で大活躍しました!
私は3月に富士スピードウェイで行われた公式テストも取材に出向き、その後もこのレース、そしてTONEの工具で整備されるマシンに注目して来ました。また、今やツーリングカーの世界最高峰レース・FIA WTCRの中国ラウンド・寧波大会も実際に観戦し、このカテゴリーの面白さに魅了されていました。そして、さる10月25日~27日に開催された鈴鹿JAFグランプリでは、なんとこのWTCRとTCRジャパンが共催されるとのことで、当然の如く私も鈴鹿に行って参りました。その鈴鹿には13,500人以上もの観客が集まり、改めて注目度の高さが判りました。
中でも鮮烈なTONEカラーが印象的な#33 GO&FUN Squadra Corseの走りは大変良く鈴鹿に映え、ドライバーの前嶋秀司選手が見事サンデーシリーズでクラブマンクラスの年間チャンピオンを獲得されました。
また、TONEサポートチームとして普段はTCRジャパンに参戦されているAudi TeamHitotsuyamaが冨田竜一郎選手、宮田莉朋選手、二人のスーパーGTドライバーを擁してWTCRにワイルドカード枠で出場。TONEの工具で整備されたマシンのFIA世界戦デビューは何とも感慨深いものがありました。
今季のWTCR、TCRジャパン観戦を通じて、今後ともTCRレースがますます注目されていくと確信し、ぜひ私もTCRマシンを駆ってレースに参戦したいと強く思いました。
最後に、鈴鹿JAFグランプリではWTCR,TCRジャパンに加え、スーパーフォーミュラ最終戦も開催され、私はやはりTONEがサポートするチームルマンのピットにもお邪魔させて頂きました。
こうして今回の鈴鹿でも、幅広くモータースポーツをサポートするTONEを体感することが出来、応援隊長としてすごく誇らしく感じました。
TONEモタスポ応援隊長
塚本奈々美
http://nana-jkb.com/