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2022.06.07 MFJ

次はいよいよ鈴鹿8耐【チームとしては2連覇を目指す】

2022年6月4日(土) 公式予選/レース1 天候:晴れ
2022年6月5日(日) 決勝レース 天候:晴れ
開催場所:宮城県 スポーツランドSUGO(1周=3.737km)

スポーツランドSUGOで、全日本ロードレース選手権第4戦が行われた。
2戦続けて2&4レースでJSB1000クラスのみの開催であった為、ST1000クラスに参戦する石塚選手にとっては約2ヶ月ぶりの全日本レースとなった。
金曜日の練習走行は朝から雨、JSB1000クラスの1回目の走行ではウェツトから少しづつ乾いていくコンデションとなった。星野選手はベストタイムを更新するもハイポイントでハイサイド転倒をしてしまい背中と腰を強打しまう。病院での検査で骨折はしていなかったが、痛みが酷い状態で予選を迎える事となった。
一方、ST1000クラスの1回目走行時は完全なウエットコンデション、石塚選手は雨のフィーリングが掴めず、厳しい走り出しとなった。そして2本目の走行時は霧により走行が中止となってしまい、走行不足の状態で予選を迎える。

<JSB1000クラスレポート>
6月4日(土)公式予選/決勝Race1 25Lap WEATHER::晴れ COURSE:ドライ
#26 星野 知也選手 Race1予選 18位(1’31.150)→決勝 リタイヤ
星野選手はテーピングと痛み止めで予選に挑むが、予選通過できるタイムを出すのが精一杯の状態であった。
そして午後の決勝Race1で星野選手はスタート進行のグリッドに付き、サイティングラップを走ったが、
その時点で決勝レースでの走行は不可能と自ら判断してピットに戻り、そのままリタイヤとなった。
6月5日(日) 決勝レース WEATHER::晴れ COURSE:ドライ 20Lap
#6 星野 知也選手 Race2予選 19位(1’31.592)→決勝 出走せず
星野選手の状態は一晩経っても変わる事が無く、ここで無理をしてレースをする事でケガをこれ以上悪化させてしまう事は得策ではないとチームは判断し、出走を取り止めた。

<ST1000クラスレポート>
6月4日(土)公式予選 WEATHER::晴れ COURSE:→ドライ
#22 石塚 健選手 予選 12位(1’29.965)
2回目の練習走行を走れなかった石塚選手であったが、予選では積極的に周回を重ねてタイムを更新していくが、予選終盤に転倒車が出た事で赤旗中断となる。
そして再開後の最終ラップに自己ベストタイムとなる1分29秒965をマークした。
後半の上位陣のタイムアップも著しく、3位の#3南本選手から石塚選手まで全員が1分29秒台と僅差の12位、決勝レースは4列目からのスタートとなった。

6月5日(日) 決勝レース WEATHER:晴れ COURSE:ドライ 18Lap→16Lap
#22 石塚 健選手 決勝 9位
11時55分にスタートした決勝レースでは、オープニングラップを終えて2周目に入ったところで複数台のク
ラッシュ が起こり赤旗中断となった。
その後レーススケジュールが変更され、仕切り直しのレースはJSB1000クラスRace2の後に周回数を18周から16周に減算して行う事となった。
2回目のスタートでは順調なスタートで、オープニングラップは10位でコントロールラインを通過。
レース序盤はトップ争いグループが激しいバトルとなり、全体的にペースが上がらない展開となる中で
石塚選手は自己ベストを更新する走りを見せた。そして6周目にセカンドグループ7位を走る#6豊島選手が転倒した事で9位となり、その後もコンスタントなタイムで周回を重ねたが、ポジションアップはならずそのまま9位でフィニッシュとなった。

次はいよいよ鈴鹿8耐です。チームとしては2連覇を目指すとともに、その先にあるボルドール24時間参戦に向けて非常に重要なレースとなります。
ライダー、チームとしてもこの鈴鹿8耐を通してレベルアップするための貴重な機会となります。
引き続きご声援よろしくお願いします!! 」
全日本ロードレース第5戦(6/26筑波サーキット)はJ-GP3クラスのみの開催となり、全クラス開催の第6戦(8/27-28オートポリス)までは2か月以上先となる。その間に鈴鹿8時間耐久レースが開催され、チームは目標であるスーパーストッククラス2連覇に向けて、6月と7月行われるテストで準備を進めていく事になる。

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