過酷な条件の中走り抜き連続表彰台【Birth Racing Project】

BMW ＆ MINI Racing2022 Series
Round-3 / MOTEGI

シーズン折り返しとなるラウンド３もてぎを迎えました。2022年7月2日～3日開催のもてぎ戦にはシーズンエントリーをしているBMW M2CS 18号車 奥村 浩一選手とMINI JCW 19号車木村建登選手の２台が参戦致しました。季節外れの熱波により気温が上昇し、非常に暑い中のレースとなり様々なトラブルが発生しましたが、2台とも過酷な条件の中走り抜き連続表彰台を獲得しました。

【BMW＆MINI Racing2022 Round.3もてぎ 第5戦】

BMW M2CSクラスの奥村浩一選手は、前戦富士から車両のセットアップを開始して、順調に車両の理解が進んできています。富士での優勝の為、BOPの為パワーが365馬力まで落とされた中のもてぎ戦となりましたが、第5戦予選2位 決勝２位を獲得し、第6戦ではスタート直後から雨がポツポツとあたり出し、レース中盤にはセクター３は完全にウェット路面になり最終ラップには激しい雨に見舞われてスリックタイヤでの走行には難しいコンディションとなりましたが、見事に車両をコントロールして2位を守りぬきレースを終えました。
JCWクラス19号車の木村建登選手は、フリー走行から予選と様々な車両トラブルが発生しまともに走行できずに、決勝を迎えました。最後尾からスタートとなった第5戦ではファステストラップもマークして見事全車オーバーテイクして優勝を飾り、続く第６戦では悪天候に翻弄されて未熟なマシンコントロールが露呈しますが、辛くも2位を死守してレースを終えました。車両もドライバーも課題が見えたレースとなりましたので今後アジャストしていき、後半戦に備えたいと思います。引き続き、チーム一丸となって戦って参りますので、皆様のご支援、ご声援を何卒よろしくお願い致します。