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2024.04.30 SUPER GT

2戦連続の表彰台、シリーズランキング1位を死守【HKS MotorSport】

フル参戦2年目、開幕戦で勝利をつかみ幸先の良いスタートを切ったHKS MotorSport。
第2戦の舞台は昨年横転大クラッシュを喫してしまった「丸和オートランド那須」。
ターマックとダートが混在し、ハイスピードセクションとテクニカルセクションがミックスされた難しいレイアウトが特徴のコースだ。

当日の路面は入念に整備されたフラットダート。
練習走行までに表面の砂利層が掃けきってはいなかったが、
決勝日は硬質ダートになると踏んでHKSエボと相性の良い硬質ダート用タイヤ「ADVAN A036」をチョイスした。
田口選手はトップから約0.8秒差の1’28.340で3番手となった。
練習走行で路面は踏み固められ、決勝は完全な硬質ダートとなった。
しかし前日から変更となったコースには浮き砂利が乗り、難しいコンディションだ。
タイヤは「ADVAN A036」のまま、バンプ対策としてサスペンションセッティングを変更。
Dクラスの1本目は5位までが1秒差以内の大接戦の様相となり、田口選手はトップから約0.4秒差で2番手につけた。

First HEAT TIME:1’36.049 (2nd)
本目は完全に砂利が掃けて岩が頭を出し、凹凸の激しい路面状況によってタイヤバーストやクラッシュが頻発。
大波乱の展開のなか、全クラスで激しいタイムアップ合戦が繰り広げられた。
HKSはさらにセッティングを小変更し、出来ることはすべてやり切った状態で田口選手にすべてを託す。

運命の2本目、中間タイムでは全体ベストをマークしたものの後半のターマックとダートが混在するセクションで
ライバルにあと一歩及ばず約0.2秒差の2位となった。

Second HEAT TIME:1’34.131 (2nd)

優勝にはほんの僅かな差で届かなかったものの、昨年の苦い記憶を振り払う好結果で終えることが出来た。
8月に再びここで全日本戦が開催されるので、次は必ずポディウムの頂点に立つことを誓った。
次戦は昨年参戦が叶わなかった北海道「オートスポーツランドスナガワ」。
見えてきた課題をひとつひとつクリアし、万全の状態で挑みたい。



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