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2022.06.22 SUPER GT

初夏を思わせる陽気の中、SUPERGT第3戦鈴鹿ラウンドは開催【GAINER TANAX GT-R】

2022 AUTOBACS SUPER GT Round3 たかのこのホテル SUZUKA GT 300km
予選:5月28日(土)
決勝:5月29日(日)鈴鹿サーキット

#10 GAINER TANAX GT-R

2022年5月28日(土曜日)
公式練習 (P18):9:25~11:00
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始時間26度/36度、終了28度/38度

初夏を思わせる陽気の中、SUPERGT第3戦鈴鹿ラウンドは開催された。コロナ禍の規制もほぼ解かれ、グランドスタンドの客席も、全席が発売されている。
ここ鈴鹿は、GAINERの本拠地であり、例年通りサポーターシートを設置している。熱望する2台そろっての表彰台を目指し、練習走行は開始された。
走り出しは富田竜一郎から。前回優勝はしたものの、完全優勝を目指してマシンをチェックする。走り出しはターンインからのオーバーステアがあり、フロント、リアの足回りのセットチェンジを順に行う。なかなかオーバーステアは改善されず、タイムも思うように上がらない。その後大草りきと交代するが、オーバーステアのコメントが。何度か調整を行い、このセッションは、18番手で走行を終えた。

2022年5月28日(土曜日)
公式予選Q1:15:03~15:13 Q2:15:38~15:48 (Q1グループB:P4/Q2:P1→タイム抹消)天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時28度/44度 Q2開始時28度/38度

午後からも気温はあがり、30度に届きそうな気温の中予選は開始された。10号車のQ1はB組でスタート。アタック担当は富田。約1分ピットで待機してからコースへ。計測1周目のアタックで6番手、2周目には1’57.611で4番手に。ラストアタックの周はタイムが更新出来ず5番手。しかしその後3番手のマシンが4輪脱輪でタイム抹消になり、4番手でQ2に進出を果たした。
Q2を担当するのは大草。1分30秒ピットで待機しコースへ。アタックを開始する。
計測1周目に6番手、2周目には1’56.552のタイムでトップに浮上。そのままこのタイムを更新するマシンはなく、大草の初めてのポールポジションが決まったと思われたが、再車検時の車両最低車高違反が見つかりタイム抹消となり、明日は最後尾からのスタートが決まった。

2022年5月29日(日曜日)
決勝(P15)
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: 開始時30度/50度 終了時31度/38度

今日も朝から日差しがあり、レース開始前のウォームアップ走行時ではすでに30度を超え、路面温度も50度に到達していた。ウォームアップ走行は、大草からスタート。マシンのバランスは悪くなく、ただタイヤが暖まってくるとオーバーステア気味に。走行開始13分頃にドライバー交代をしようとしたが、20号車GR86がデグナーカーブ立ち上がりで単独スピンし大きくクラッシュ。ガードレールも破損したため、この時点で赤旗中断しウォームアップ走行は終了してしまった。
ウォームアップ走行の赤旗中断と、ガードレール修理の為にスタートは10分遅れで開始された。スタート担当は大草。
フォーメイションラップが2周行われるので、1周を通過するタイミングでピットへ。最後尾スタートとなったため、ピットスタートを選択。 500クラスのスタートシグナルがブルーに変わり、先に給油しジャッキアップ、タイヤを4輪替えピット出口へ。ピット出口のシグナルが青に変わりコースへ。300クラスの最後尾を追いかける。4周目に48号車GT-Rをセクター3でかわし、翌周には3台まとめてセクター3で抜き23番手に。6周目に31号車PRIUSもかわして22番手。周回毎に前車をパスしていく大草。ラップタイムもトップと遜色ないタイムで走行。10周目に87号車HuracánがタイヤのバーストでSCが導入された時には20番手に。14周目にリスタートとなり、ピットに入りタイヤ交換のみを行うチームもあり、ポジションは13番手まで浮上する。19周目頃からルーティーンのピットが始まり、22周目に10号車も富田と代わるためにピットへ。ピット作業も早く全車がピット作業を終えた時には、10番手に上がっていた。
しかし、ピット作業前に後方にいたマシンも、タイヤ無交換、2本交換のチームもあり先行を許してしまっていた。
そんな中30周目にヘアピンで、50号車に接触しスピンをさせてしまっていた事のペナルティが科せられ41周目にそのペナルティを消化し、9番手までポジションをあげていたが、15番手に後退。前車との差も20秒以上あり、そのままのポジションでチェッカーを受けた。

#11 GAINER TANAX GT-R

2022年5月28日(土曜日)
公式練習 (P16):9:25~11:00
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度:開始時間26度/36度、終了28度/38度

初夏を思わせる陽気の中、SUPERGT第3戦鈴鹿ラウンドは開催された。コロナ禍の規制もほぼ解かれ、グランドスタンドの客席も、全席が発売されている。
ここ鈴鹿は、GAINERの本拠地であり、例年通りサポーターシートを設置している。熱望する2台そろっての表彰台を目指し、練習走行は開始された。

2022年5月28日(土曜日)
公式予選Q1:14:45~14:55 Q2:15:38~15:48 (Q1グループA:P6/Q2:P8)天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: Q1開始時28度/44度 Q2開始時28度/38度

午後からも気温はあがり、30度に届きそうな気温の中予選は開始された。11号車のQ1はA組でスタート。アタック担当は石川。開始と同時にマシンチェックも兼ねてコースへ。ハンドリングの違和感は改善され、計測1周目からトップに名前が掲示される。2周目も1’57.778でトップタイム。ベストタイムはこの周となり、その後他車にタイムを更新されるが、6番手でQ2の安田に繋ぐことが出来た。
Q2を担当するのは安田。約2分ピットで待機しアタックを開始する。
計測1周目に5番手、2周目には1’57.778のタイムでも5番手。Q1でのアンダーステア対策のセット変更が効き過ぎ、このタイムを更新する事が出来ず、このセッションは最終的に10番手で終えたが、療友の10号車のポールポジションからの再車検不通過の為、タイム抹消と2番手の4輪脱輪によるタイム抹消により、明日のグリッドは8番手からのスタートとなった。

2022年5月29日(日曜日)
決勝(DNF)
天候:晴 : コース:ドライ 気温/路面温度: 開始時30度/50度 終了時31度/38度

今日も朝から日差しがあり、レース開始前のウォームアップ走行時ではすでに30度を超え、路面温度も50度に到達していた。ウォームアップ走行は、安田からスタート。計測4周でピットへ戻り、石川と交代予定だったが、20号車GR86がデグナーカーブ立ち上がりで単独スピンし大きくクラッシュ。ガードレールも破損したため、この時点で赤旗中断しウォームアップ走行は終了してしまった。
スタートドライバーは安田。2周のフォーメーションラップの後スタートを切る。抜群のスタートで、いつものように1周目で1台をかわして7番手に浮上する。前車5号車MC86を追いかける。 10周目に87号車HuracánがタイヤのバーストでSCが導入され6番手に。ピットレーンオープンとなり、ピットに入りタイヤ交換のみを行うチームも。
14周目にレース再開。後方から88号車Huracánが迫り、15周目の裏ストレートでかわされてしまう。
その後19周目頃からルーティーンのピットが始まる。23周目に11号車もピットへ。
石川と交代後、30周目には9番手、33周目にには8番手までポジションをあげる。
石川のペースも良く、ここからポジションを上げていこうとした矢先の34周目のS字カーブで左後輪が脱輪しコースオフ。スタックし脱出不可能となり、そのままコースサイドにマシンを止めレース終了となってしまった。残念ではありますが、まだまだサクセスウエイトが軽い状態のマシンではあるので、第4戦富士では表彰台に立つべく悪い部分を洗い出し、全力で向かいます。引き続き応援よろしくお願いいたします。

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