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2022.08.31 その他

TEAM MOTOYAMA の滝川聡選手、モビリティリゾートもてぎで、2 戦連続自己ベストタイの7 位完走! 【TEAM MOTOYAMA】

2022 年度TCR ジャパンシリーズ
2022.8.20 - 21 MOBILITY RESORT MOTEGI

TEAM MOTOYAMA の滝川聡選手、モビリティリゾ
ートもてぎで、2 戦連続自己ベストタイの7 位完走!
各位
スーパーGT 選手権や国内トップフォーミュラで幾多のチャンピオンに輝いた本山哲選手が、自らのチーム「TEAM MOTOYAMA」を新たに立ち上げ、監督として2022 年度TCR ジャパンシリーズにフル参戦しております。
4 月 8~10 日に開催された TCR ジャパンシリーズ開幕戦の富士スピードウェイ大会で 4 輪レースデビューを果たしたジェントルマンドライバー滝川聡選手と共に、着実なステップアッププログラムをこなしつつ、モータースポーツの楽しさをアピールし続けています。
滝川聡選手はTCRジャパンシリーズや全日本スーパーフォーミュラ選手権の協賛スポンサーである「B.R.M クロノグラフ」を輸入する日本総代理店、Viron Japan 株式会社の代表取締役 CEO であり、同社の親会社である KJ ホールディングス株式会社の代表取締役社長です。本山哲監督が B.R.M アンバサダーを務める関係で、今回のジェントルマンドライバー育成プロジェクトがスタートいたしました。
第 1 大会の富士スピードウェイ、第 2 大会の岡山国際サーキット、第 3 大会スポーツランド SUGO に続く第 4 大会は滝川聡選手にとって、初めて TCR マシンを試乗し、初走行ながらスピンするまで攻めて、レース参戦の意を決した思い出のサーキットであるモビリティリゾートもてぎとなりました。
第 4 大会へ向けてドライビングのスキルアップのため、筑波サーキット 5 時間耐久レースに VITA で参戦。本山監督の指導のもと日夜、シミュレータートレーニングに励みながら体力トレーニングも欠かさず、メンタルケアも行ないレースに向けて万全の体制を整えました。木曜日に 1 時間のフリー走行が設けられ、短い時間でしたが本山哲監督が自らステアリングを握ってマシンのセットアップとデータ収集を実施。そのデータとアドバイスをもとに滝川聡選手はドライビングを向上させていきました。

曜日の専有走行 1 回目は走り出しから好感触で、セッション終盤には目標タ イムまであと1 秒の 2 分 06 秒 747 をマーク。本山哲監督やドライビングコー
チ の大谷飛雄選手を驚かせる好走を見せてくれたのです。
午後の専有走行2 回目は、2 分 06 秒 633 と更にタイムアップを果たしましたが、やや走りに丁寧さを欠いた部分が見られ、本山哲監督からは「走行中、も っと集中力を高めるように」と叱咤激励されました。
迎えた8 月 20 日土曜日。早朝の予選にもかかわらず、予選が始まる頃には滝川聡選手の応援団が多数ピットを訪れ、激励に来てくれました。迎えた予選。今回は土曜日にサタデーシリーズ、サンデーシリーズの2レースの予選が実施されます。コースインし、タイヤを温めていた滝川聡選手でしたが、コースアウ トしたマシンが出て赤旗中断。セッションは 9 分 05 秒を残して 8 時 30 分に再開されました。
コ ースインして 2 周目に 2 分 31 秒 543 をマークした滝川聡選手は、続く 3周目のセクター1、セクター2 で自己ベストを更新し、2 分 04 秒台突入か! と思った直後に V 字コーナーでコースアウト。それでも気を取り直して 5 周目に2 分06 秒 959 をマークし、8 番手グリッドを獲得しました。
サンデーレースの予選では、3 周目に 2 分06 秒 341 をマークし、この週末の自己ベストタイムを更新すると、続く 4 周目に 2 分 05 秒 328 に突入。5 周目以降も 2 分 05 秒 453、2 分 05 秒 734 を連発し、大きな壁を乗り越えました。予選順位は7 番手と今季自己ベストグリッドからのスタートとなりました。
土曜日のサタデーシリーズ第 4 戦決勝では、レース直前に小雨がパラつきWET 宣言が出されましたが、全車スリックタイヤでのスタートを選択。滝川聡選手は 8 番手グリッドからスタートし、1周目から好ペースでポジションキープ。しかし 2 周目の第 1 コーナーでオーバースピードからスピンしてしまい、なんとかコースに復帰するもののタイヤについた芝に足を取られ第 3 コーナーで再びスピン。大きく遅れを取ってしまいました。
それでも気を取り直してレースに復帰すると、3 周目には 2 分 06 秒台のペースに戻し、5 周目には2 分 06 秒 380 の自己ベストラップを刻み、そのまま最後までハイペースで走り続け、最後の最後、ファイナルラップで1台の車両を抜き去り見事7位でチェッカーを受けました。そしてその直後にガス欠でストップ。まさに限界ギリギリのレースにピットの全員は胸をなでおろしました。
日曜日は快晴。サンデーレースを前に滝川聡選手の応援団が多数駆け付け、いつもどおりピットは温かい雰囲気に包まれました。
決勝レース、7 番手グリッドの滝川聡選手はスタートでやや出遅れてしまい 8番手で第1 コーナーをクリア。2 周目には 2 分 05 秒 949 をマークし、さらに前を行くマシンを追います。6 周目に 7 番手へと浮上した滝川聡選手はそのままミスなく23 分+1 周を走り切り、2 戦連続自己ベストタイの 7 位でチェッカーを受けました。
今回のダブル完走&ポイント獲得により、第 4 戦終了時点で、滝川聡選手はサタデーシリーズでは 26 ポイントを獲得し、総合 7 位。サンデーシリーズでは16 ポイントを獲得して総合 8 位につけています。残り 2 大会。着々と成長しているTEAM MOTOYAMA と滝川聡選手の応援宜しくお願いいたします。

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