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2022.05.10 その他

2レースともトップ10内でゴール【開幕戦から収穫の多いレース】

全⽇本カート選⼿権 Rd.1,2 茂⽊⼤会
開催日:2022年4月23日(土)・24日(日) 

タイムトライアル 17位/32台
第1戦 予選 18位/32台 決勝 10位/32台
第2戦 予選 13位/32台 決勝 9 位/32台

2022 年の開幕。今年はチームメイトやメカニックなど若⼲の体制変更があり新しい1年の始まり。開幕戦は昨年の最終戦で⼤苦戦した茂⽊⼤会。シーズンオフには改善すべくテストを繰り返して挑んだが…昨年からの改善は少しずつできてきており、⾃分⾃⾝も昨年の悪かった部分を改善できこの苦しい状況の中で2レースともトップ10内でゴールでき開幕戦から収穫の多いレースでした。

4 ⽉21〜22⽇ テスト
2⽇間ともドライで⾛ることができ、テストではここ何年か悩んでいるテストとレースウィークとのコンディションの差が⼤きかったのが最⼤の課題で今回もテスト段階から⼤苦戦。とにかく⼀発タイムが出にくく、他社と⽐べてもコンマ3近く離されていました。この部分はずっと解消されず⾮常に深刻な問題。またこの茂⽊が特に差が⼤きくテストの時からドライビングスタイルも⼤きく変えて⾏かなければならず、昨年と同じ感触でした。ドライビングに関しては昨年からの改善もあり、セット変更はあまりせず、ドライビングに集中してテストやメニューをこなしてレーススケジュールへ入ってっていきました。

タイムトライアル
2グループで組み分けとなり、2グループ⽬の出⾛。公式練習から今週初めて逆の⽅向性でセット
を変えていったのが良く、アタック⾃体もミスも無く上⼿く⾛ることができ今週末の⾃⼰ベストを更新。がしかしそれでもトップからコンマ 5 秒差の総合 17 位。レースウィークから⼀発タイムの差は予想していたが、昨年の最終戦からなかなか差が縮まらない。

予選
タイムトライアルはタイムが出たもののタイヤの摩耗に厳しいセットだったので公式練習のセット
に戻して明⽇に向けてのロングランをじっくり⾒ていくことに。スタートは慎重に⾏き過ぎて順位を落とし序盤はタイムトライアルと違いフィーリングは良くなかったが、後半は周りと⽐べて少しペースが良く、終盤に追い上げ 18 位ゴール。予想よりもタイヤのタレが少なかったが、序盤のペースとベストタイムがいまいちで決勝が⼼配でした。
4 ⽉24⽇ (⽇) 晴れ ドライ
公式練習
昨⽇の予選中に⼀つ試したいことがあったので予選後にチームに⾊々やってもらい、決勝に向けて序盤のペース不⾜を補う為レースタイヤのウォームアップを⾏いました。朝の 8 時からの⾛⾏もあ ってコンディションが⼤きく違いましたが、フィーリングはいまいち。同じダンロップ勢の中では良いタイムを記録していたが、トップとの差が縮まらない。

決勝
セットを昨⽇の状態を戻してもらい決勝にいきました。30 周の⻑いレースなので昨年の最終戦ではペースの遅さに加え最後は当たってポイントを失ったのでまずは接触せずに完⾛し、2レース⽬に向けてより多くのデータを持ち込むことを⽬標にいきました。スタートは無難にそのままキープ。序盤はやはり我慢のレースでペースを上げられない状態でひたすら中盤以降に向けてひたすら我慢しました。中盤になって他社のタイヤのタレやバトルにより順位を上げていくことができ、特にラスト5周のプッシュした状態ではやっと他社と互⾓に近い状態までになったが、10 位でゴール。昨年の最終戦から考えると順位や後半のペースは若⼲改善してトップ 10 内でゴールできたことが良か ったが根本の速さが⾜りない。

予選
決勝での終盤のペースは良かったもののオーバーテイクの⼿前のコーナーが遅かったのでその改善の為この週末初めてのセットで挑みました。昨⽇よりコンディションが変わり、少しこの週末で酷かった症状が⽇曜⽇になってから改善されつつあったがこの予選でも完璧には改善されず、終始我慢の展開に。スタートで順位を上⼿く上げることができたがそこからバトルで頑張って抑えていたが、ずるずる後退し 13 位ゴール。新品タイヤではあったがプッシュできる状況ではなかったが、決勝に向けてタイヤを守りながら予選より順位を上げることができて良かったです。

決勝
予選の新品でも⼀発タイムとロングランもフィーリングが悪くなってきて⼟曜⽇とコンディションの変化を感じ始めたので思い切ってセットを変更しタイヤの摩耗は気にせずいきました。
スタートは無難に決まり⾞のフィーリングも少し改善⽅向に感じたもののタイヤのピークのタイミングでは他社に圧倒される。ここでのバトルでの最⼩限の順位ダウンにするためうまく周りを⾒ながら抑え、中盤以降まで我慢のレースを展開。⼀時期17番⼿近くまでドロップをしたが、後半からペースが周りより良くなり始め、予選よりも抜く⼿前のコーナーが少し改善できており次々と追い抜き挽回していく。終盤は第2集団より速いペースで追い上げることができたが、序盤のペースの悪さが響き挽回していったが 9 位でゴール。
昨年の最終戦の茂⽊からの開幕戦茂⽊⼤会でしたが、テスト段階から最終戦からの改善を図る為に⾊々テストをしてきて挑み、昨年よりは後半のタイム差や順位、トップとのゴールのタイム差は若⼲改善できたもののトップ5に⼊る速さや強さ出せなかったです。ただこの苦しい状況の中、チームや⾃分⾃⾝は最終戦での課題を改善する為、レースウィークからセットアップもテーマを決めてやってきていたので最終的にダンロップの中でもレースでは常に追い上げることができました。昨年はこの終盤でタレていましたが、その部分が乗り⽅やセットアップで改善でたのかなと思います。この例年苦戦しているサーキットで両レースともポイント、トップ10内でゴールができたことは良かったです。まだまだシーズンが始まったばかりなので次戦に向けてまたしっかり改善していきます。チームやスポンサー様や応援してくださっている⽅々ありがとうございました。次戦の菅⽣⼤会はダンロップにとっても⾃分にとっても相性の良いサーキットなので気を引き締めて頑張 って参ります。

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