SUPER FORMULA Rd.7【ニック・デ・フリース、国本雄資】
10月13日(日)午前予選
天候/晴れ コースコンディション/ドライ
気温/19℃ 路面温度/25℃
2連戦の2レース目となる第7戦も朝から天候に恵まれました。前日に行われた第6戦同様、午前中に予選、午後に決勝というワンデーでの開催です。午前9時から行われた予選Q1AグループにはITOCHU ENEX TEAM IMPULのNo.20 国本雄資が出走。国本は1周目のアタックで1分23秒188秒をマーク、続けてもう1周アタックしましたがタイムを更新するには至らず10位でQ1を終えました。予選Q1Bグループに出走したNo.19 ニック・デ・フリースは1周目に1分23秒414をマーク。ニック・デ・フリースも2周続けてアタックしましたが、タイムを更新することができず9位でQ1を終えました。この結果、決勝はNo.19 ニック・デ・フリースが17番グリッド、No.20 国本雄資が20番グリッドからスタートすることになりました。
10月13日(日)午後決勝
天候/晴れ コースコンディション/ドライ
気温/22℃ 路面温度/26℃ 4.563km×41周=187.083km
後方からのスタートとなってしまったITOCHU ENEX TEAM IMPULの2台でしたが、2台ともスタートで順位を上げることに成功。オープニングラップを17番グリッドスタートのNo.19 ニック・デ・フリースは15位、20番グリッドスタートのNo.20 国本雄資が18位で戻ってきました。しかし2周目のダンロップコーナーでNo.12三宅淳詞がNo.50 木村伊織に追突されスピン。その直後を走行していたためにこれに巻き込まれたNo.19 ニック・デ・フリースがフロントウイングを損傷。交換のためにやむなくピットインし、最後尾の20位まで順位を下げることになってしまいました。一方でNo.20 国本雄資は巻き込まれることなく、15位にポジションアップしました。このインシデントのためセーフティカーが導入されました。7周目にペースカーが外れてレースがリスタートすると、No.19 ニック・デ・フリースはNo.53 Jujuを抜いて19位。No.20 国本雄資もNo.14大嶋和也を抜き14位にポジションアップしました。さらにNo.19 ニック・デ・フリースは9周目にNo.37 笹原右京をかわし18位。10周目にNo.50 木村伊織がドライブスルーペナルティを消化し、No.20 国本雄資は13位、No.19 ニック・デ・フリースは17位とITOCHU ENEX TEAM IMPULの2台は着実に順位を上げて行きました。10周が終了するといつものようにタイヤ交換の義務を消化するためピットインする車両が出始めました。このタイミングでNo.20 国本雄資もピットインし、タイヤ交換の義務を消化しました。作業を終えてコースに復帰したNo.20 国本雄資でしたが12周目の第1コーナーでNo.14大嶋和也に接触してしまいました。国本はコースに留まったものの、大嶋はコースアウトし車両を止めることになってしまいました。このインシデントで13周目にセーフティカーが導入されます。このタイミングでNo.19 ニック・デ・フリースも含め、まだピットインしていなかった車両が全車ピットインしタイヤ交換の義務を消化しました。17周目にセーフティカーが外れ、No.19 ニック・デ・フリースは11位から、No.20 国本雄資は15位からのリスタートとなりました。21周目にNo.20 国本雄資はNo.55 大津弘樹を抜き14位に上がりましたが、その前のセーフティカーラン中にオーバーテイクがあったとしてドライブスルーペナルティが課せられてしまいました。さらに12周目のNo.14大嶋和也との接触でNo.20 国本雄資は2度目のドライブスルーペナルティが課せられ、最後尾の19位まで順位を落としてしまいました。一方、No.19 ニック・デ・フリースは22周目の第1コーナーでNo.38 阪口晴南を抜き10位にポジションアップ。ついにポイント圏内まで順位を上げてきました。さらにニック・デ・フリースは31周目の第1コーナーでNo.3山下健太を交わし9位にポジションアップ。この時に山下健太はやむなくコースのアウト側に押し出されることになりました。残り9周、No.19 ニック・デ・フリースはコカ・コーラコーナーでNo.16 野尻智紀をパスし、8位にポジションアップ。その周の第2コーナーの立ち上がりでマシントラブルのため失速したNo.38阪口晴南にNo.64山本尚貴が追突して2台の車両がコース脇にとまってしまったため、このレース3度目のセーフティカーが導入されました。残り3周でセーフティカーランが終了。No.19 ニック・デ・フリースは8位から、No.20 国本雄資は17位からリスタートしニック・デ・フリースは8位、国本は残り2周でNo.53Jujuを抜き17位でチェッカーを受けました。しかし、その後発表された正式結果ではNo.19 ニック・デ・フリースはコース外走行と接触のためレース結果に5秒加算され11位。No.20 国本雄資は、4位でチェッカーを受けたNo.65佐藤蓮が再車検で失格となったためひとつ繰り上がり15位となりました。