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2024.11.18 その他

2024全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ 第8戦【平良響、国本雄資】

11月9日(土)~10日(日)に2024年スーパーフォーミュラ選手権のファイナルラウンドの2連戦が第23回JAFグランプリとして三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。11月9日(土)に予選・決勝が行われた第8戦は、No.20 国本雄資が13位からスタートし、スタート直後に10位にポジションアップしましたが、終盤にインシデントを避けるため後退し14位でフィニッシュ。第4戦以来、No.19 で3戦目の出場となった平良響はピットアウト直後にタイヤが外れるトラブルのためリタイアとなりました。

11月9日(土)予選
天候/晴れ コースコンディション/ドライ
気温/21℃ 路面温度/31℃

3月に開幕した2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権が11月9日(土)~10日(日)でファイナルラウンドを迎えました。前回の富士ラウンド同様の2連戦で、9日(土)の午前に第8戦の予選、午後に第8戦の決勝が行われ、10日(日)の午前に第9戦の予選、午後に第9戦の決勝が行われました。この2連戦には歴史と伝統のある「第23回JAFグランプリ」というタイトルが付けられており、まさに国内最高峰のレースとなっています。青空の下9日(土)の午前9時05分から行われた第8戦の予選Q1AグループにはITOCHU ENEX TEAM IMPULのNo.20 国本雄資が出走。10分間で争うQ1では上位6台がQ2に進出することができるのですが、国本のマークしたタイムは1分37秒610で7位となりQ2に進出することはできませんでした。

Q1Bグループには、No.19 平良響が出走。平良は7月に富士スピードウェイで開催された第4戦以来3度目のスーパーフォーミュラ参戦です。Q1Bグループでは全車がタイムアタック入ったタイミングでNo.50 木村伊織がコースアウトし赤旗でセッションが中断。残り3分間でセッションが再開されることになりました。ここで平良の記録したタイムは1分38秒300で9位。ITOCHU ENEX TEAM IMPULの2台はQ2に進出することができず、No.20 国本雄資が14位からNo.19 平良響は19位から決勝をスタートすることになりました。

11月9日(土)決勝
天候/晴れ コースコンディション/ドライ
気温/21℃ 路面温度/31℃

予選から約4時間半のインターバルで第8戦の決勝レースがスタート。1周のフォーメーションラップの後、再びスターティンググリッドについた21台は31周先のチェッカーに向けて14時44分30秒に正式なスタートを切りました。スタートでITOCHU ENEX TEAM IMPULのNo.20 国本雄資は13位から10位にポジションアップ。No.15岩佐歩夢、No.12 三宅淳詞がスタートに失敗しストップ。No.19 平良響もアンチストールが作動し出遅れました。2周目にNo.20 国本雄資はNo.16 野尻智紀の先行を許し11位にポジションダウン。3周目にNo.4 小高一斗がシケインでスピンしたためNo.19 平良響は18位にポジションを上げました。4周目No.20 国本雄資はNo.3 山下健太に抜かれ12位に後退。No.19 平良響は6周目のシケインでNo.53 Jujuを抜いて17位、9周目にNo.55 大津弘樹を抜き順位を上げましたが、10周目の第1コーナーで抜き返され再び17位。10周が終了した時点でタイヤ交換が可能となり、続々とピットインする車両が出てきました。このタイミングでNo.20 国本雄資もピットインしタイヤ交換を行いました。

13周が終了した時点で21台中6台がステイアウト。同じくステイアウトしたNo.19 平良響は4位。タイヤ交換を行ったNo.20 国本雄資は17位を走行。15周目にNo.7小林可夢偉がドライブスルーペナルティを消化したため、国本は16位にポジションアップしました。17周目、No.19 平良響がNo.6太田格之進を先行させ5位となりましたが、No.50 木村伊織がピットインしたため再び4位。18周目に平良もピットインしタイヤ交換を行いました。しかし、平良がコースに復帰しようとしたピット出口で右後輪が外れるトラブルが発生。平良はコース脇に車両を止め、ここでリタイアすることになりました。このインシデントでセーフティカーが出され、23周目にリスタート。この時点で全車がタイヤ交換を済ませており、No.20国本雄資は11位からスタートしましたが第1コーナーでNo.37 笹原右京に抜かれ12位に後退。残り8周のスプーンコーナーでNo.37 笹原右京がスピンしNo.14 大嶋和也と接触。直後を走行していたNo.20 国本雄資はこれを避けるため失速し13位に順位を落とすことになりました。No.14 大嶋和也の車両がコース脇にとまってしまったためセーフティカーが導入され、残り3周でリスタート。その直後にNo.20 国本雄資はレース終盤に2度目のタイヤ交換を行っていたNo.7小林可夢偉に抜かれ14位でレースを終えました。

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