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2024.09.28 DRIFT

FDJ2 Round.1【深田一希】

《4月27日(土) 予選日 天気:曇りのち雨》

・練習走行
今年よりJ2は基本単独での2DAY開催となり、昨年より公式練習の時間が増え、午前中いっぱいを練習に使えるようになりました。この日の審査は昨年と同じコースレイアウトで、ゾーンの位置が若干違うだけという感じでした。朝一は夜中の雨の影響でハーフウエットでしたがすぐに走行ライン上はドライとなり、ギア比の確認やゾーン2/3の取り方を重点的に確認しながら走行しました。1コーナーの部分的にウエットな路面に惑わされて少し消極的になり、2ゾーンの取り方を納得できる内容にすることが難しかったです。他のゾーンへのアプローチは悪くなかったので、何とか予選では良い走りをしたいと思います。

・予選一本目
今シーズンより、J1と併催時以外はベストスコア順で上位32位までが予選通過となり、決勝日に残れる確率が上がりました。とは言え、なるべく上位で毎回通過出来るように気を引き締めて臨みたいと思います。予選が始まるタイミングでまた雨が降ってきてしまい、ウエット路面での走行となりました。ドライ路面での走行の後でラバーも乗っている路面なので、他の選手の走行を見ていても全くグリップせずスピンしている選手が多く居ました。0ポイントにだけはならない様に、とにかくスピンをせず走り切りたいと思ってスタートしましたが、サイドブレーキをうまく使えなかったことにより角度が付きすぎてしまい、2ゾーンでスピンしてしまいました。

ライン 0ポイント・アングル 0ポイント・スタイル 0ポイント 計 0ポイント

・予選二本目
全選手が1本を走り終え、路面の状態は普段のウエット路面に近い状態の様に思いました。得点を取れている選手が少なく、点数が入れば予選通過決定という状況の中、1本目より進入のスピードと角度を抑えた走りを心掛けました。スピンこそしませんでしたが、全てのゾーンでラインが甘く、4ゾーン手前でのもたつきもありましたが、何とか得点は入りました。

ライン 6ポイント・アングル 20ポイント・スタイル 14ポイント 計 40ポイント

[予選結果]
2本目の40ポイントで全体の16位となり、予選通過する事が出来ました。納得のいく走りとは言えませんが、昨年の雨の開幕戦で予選落ちをしたトラウマが残っている中、何とか決勝日に残る事が出来てほっとしました。地元という事もあり、現地に応援に来て下さる方も多いので、気持ちを切り替えて明日こそは楽しく走る姿をお見せ出来るよう頑張りたいと思います。

《4月28日(日) 決勝日 天気:晴れ》

・追走練習
朝からの追走練習では、まずは先行での単走の精度を上げる事と、後追い時の位置取りや自車の調整操作を確認しながら出来るだけ練習をしました。

・追走トーンメント BEST32
今回は予選通過が18人しかおらず、トーナメント1回戦は15位通過以降の4名のみが追走となり、それ以上の選手は相手がいないバイランとなりました。BEST32での対戦は、予選17位通過のラーマン ラセル選手とのマークⅡ対決です。まずは私の先行からのスタートでしたが、前日からの課題だった2ゾーンが甘くなってしまいましたが、後ろのラーマン選手もドリフトが戻ってしまっていました。入れ替えてラーマン選手の先行はミス無く、私もいい距離感での追走が出来ました。後追い時のラーマン選手のミスが大きく、私の勝ち上がりが決まりました。

・追走トーンメント BEST16
BEST16の対戦は、前日単走優勝をされた与座ハリー選手の32スカイラインとなりました。まず与座選手の先行でスタートしましたが、練習からミスのない確実な走りをされていた与座選手でしたので、安心して思い切って付いて行きました。進入の距離感や角度は良かったのですが、力み過ぎたのか3ゾーンで角度が付きすぎてしまって置いて行かれる形になってしまいました。しかし、大きなミスではなかったので、先行ではしっかり決めてやろうという気持ちで落ち着いてスタートしました。結果、先行ではこの週末一番と言える
走りを決める事が出来ましたが、後ろの与座選手もミスのない走りで、後追い同士を比べた時のわずかな差で勝ち上がる事は出来ませんでした。

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