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2024.09.28 DRIFT

FDJ2 Round.3【深田一希】

《7月4日(木) 練習会 天気:晴れ》

前回のエビス戦のあと、開幕戦から時々M/Tが弾かれる症状があった為、M/Tのオーバーホールをしていただき、またヒビ割れのあったエキマニも交換をしていただいての参戦となりました。マークⅡでこのコースを走行するのは初めてなので、確認と調整の為、予選日前日に風間オート様主催の練習走行会に参加しました。午後からの3時間程の走行枠でしたが、ブーストが掛かりすぎる症状が出たり、コースに合わせてファイナル交換をしたりしていたので、それほど本数は走れませんでした。しかし、いい感触の走りも何本かありましたし、明日の予選日をノントラブルで走れる準備が出来たと前向きに考えて、気持ちを切り替えて明日に臨みたいと思います。

《7月5日(金) 予選日 天気:晴れ》

この日の審査は、フォーミュラDでも使用されているコースレイアウトで、コーナーやゾーン構成も同じく設定されています。広い国際コースを走行出来るという嬉しさと、16台の中にしっかり残りたいという思いで臨みます。

・練習走行
朝から2時間の練習走行が設けられていました。J1と併催の為、いつもより練習時間は短いですが、昨日の走りと照らし合わせながら細かいところの修正をしていきました。とても楽しんで走れていたので、いい走りが安定して出来るようになってきました。予選もこの調子で頑張りたいと思います。

・予選一本目
今回の予選は、全参加選手が予選を二本走行し、ベストスコア順で上位16位までのみが予選通過となります。必ず16位内に入るべく、練習でのいい走りをイメージしてスタートしました。3ゾーンで少し脱輪してしまったのと、アクセルの踏み方が足りなかった部分もありましたが、大きなミスは無く走り切る事が出来ました。

ライン 29ポイント・アングル 27ポイント・スタイル 25ポイント 計 81ポイント

・予選二本目
1本目の走りも悪くはなかったので、もう少し精度を上げて元気の良さを足す事が出来れば点数は伸ばせると思いながらスタートし、しっかりと加速をして1本目より勢いのある進入をしました。2ゾーンのラインが少し小さくなってしまいましたが、1本目よりもアクセルを入れられていて、少しですがポイントも伸ばす事が出来ました。

ライン 31ポイント・アングル 28ポイント・スタイル 24ポイント 計 83ポイント

[予選結果]
二本目の83点で全体の8位となり、まずは第一目標の予選通過をする事が出来ました。昨年は17位でギリギリ予選落ちという悔しい思いをしたので、まずは予選を通過出来た事がとても嬉しかったです。前日練習の際に出ていたトラブルもきっちりと直して頂き、何の不安もなく走れたので、明日は今日以上に納得の走りを出来るように元気に走りたいと思います。明日はJ1も開催され、お客様もたくさん来られると思うので、決勝日を楽しんで走って、お客様にも喜んでもらえる追走をしたいと思います。

《7月6日(土) 決勝日 天気:晴れ》

この日も併催による特別スケジュールの為、朝から1時間弱の追走練習でチェックをした後、BEST16のセレモニーが行われました。この日もとても暑い中お客様がたくさん来ていただいていたので、さらに気合いが入りました。いい追走を観ていただいて、お客様も私自身も楽しむ事が出来ればと思います。

・追走トーナメント BEST16
BEST16の対戦は、J3から今年昇格して来られた深澤光選手のアルテッツァです。まずは私の先行での走行では、大きなミス無く走り切りる事ができ、逆に後追いの深澤選手が3ゾーンで3脱となり、後追いとしてのポイントは0点となった様でした。その情報を聞いて、後追いでは無理をせず、離されすぎない様に気をつけながら付いて行き、私の勝ち上がりを決める事が出来ました。

・追走トーナメント BEST8
今シーズン初のBEST8の対戦ですが、前日の単走予選の優勝者であるMr.ダニエル選手との対戦となりました。勢いも速さもあり、昨日からノリノリで走っているのを見ていたので、私も全力で向かわなければならない相手でした。まず、私が後追いからの走行でしたが、ダニエル選手のペースがとても速くストレートで少し離されてしまい、大きなミスこそ無かったものの最後まで差を詰めることが出来ませんでした。先行をしっ
かり決めるしかないと思い、今週末一番と言っていいほどの走りが出来ましたが、後ろにぴったりと追走をしたダニエル選手を逆転することは出来ず、BEST8での敗戦となってしまいました。

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