FDJ2 Round.2【深田一希】
《6月7日(金) 練習会 天気:晴れ》
予選日前日にエビスサーキット様主催の練習会に午後だけ参加しました。土日の予報と同じドライ路面での走行をする事が出来ました。スタート位置やゾーンなども設置される前で不確定ではありましたが、例年にならった想定での調整で、ファイナルの確認やスタート方法、ギアチェンジのタイミング等を確認しながら、ゾーンの取り方を練習しました。
《6月8日(土) 予選日 天気:晴れ》
・練習走行
予報通りのドライ路面の中、午前中に約3時間の練習走行が設けられていました。昨日の練習会で大まかな調整は出来ていたので、設定されたゾーンへのアプローチの練習と振り出し方や位置の確認をしながら約10本ほど走行しました。アクセルオンの時間をなるべく長くして迫力のある走りに見えるように意識しながら練習
しました。1ゾーンの取り方が難しく感じたので、外から見てもらいながらそこを重点的に調整しました。いい感触のものも何本かあったので、予選でもしっかりと走りたいと思います。
・予選一本目
今ラウンドでも、全参加選手が予選を二本走行し、ベストスコア順で上位32位までが予選通過となります。
なるべく上位での予選通過を目指して、練習での良い走りのイメージを持ってスタートしました。進入での角度とスピードは自分の目指す走りが出来ました。スピードがあった分1ゾーンをオーバーしそうになるのをしっかり抑えて2ゾーンも取れましたが、タッチアンドゴーの後の縁石にリアが少し乗ってしまった事で角度が付きすぎて態勢を崩してしまい、3ゾーンを取るラインにいく事が出来ませんでした。途中までほぼ思い通りの走りが出来ていただけに最後のミスがとても悔やまれました。
ライン 24ポイント・アングル 27ポイント・スタイル 21ポイント 計 72ポイント
・予選二本目
一本目のミスが悔しすぎて、二本目こそミスのない走りで点数を伸ばそうと思いました。ピットをスタートしようとエンジンを掛けた際にアイドリングが一瞬不安定になりましたが、すぐに戻ったのでそのままスタートへ向かいました。一本目の進入をイメージした走りをしようと思っていましたが、緊張とスタート前の異変による不安からか、少し消極的な進入になってしまいました。後半セクションはきれいに決める事が出来ましたが、1ゾーンを取り切れなかったことによる減点が大きく、得点を伸ばす事は出来ませんでした。
ライン 26ポイント・アングル 25ポイント・スタイル 19ポイント 計 70ポイント
[予選結果]
一本目の72点で全体の14位となり、とりあえずは予選通過となりました。明日の決勝日を不安なく走れる状態にするべく、先程の一瞬起きた不調の原因を調べてもらいました。エキマニに一部破損が見つかり、応急処置にて対応していただいたので、明日は少しでも多く勝ち進めるように頑張りたいです。
《6月9日(日) 決勝日 天気:晴れ》
・追走トーナメント BEST32
朝からの追走練習のあと、午前中にBEST32の対戦がありました。私の対戦相手は現役高校生ドライバーで昨日の予選を19位で通過した川瀬羚也選手のシルビアです。とても技術のあるドライバーで、簡単に勝てる相手ではないと思っていたので、まずは確実に先行を決めたいと思ってスタートしましたが、予選2本目と同じく1ゾーンが取りきれず、リズムの悪い走りになってしまいました。後追いの川瀬選手も2ゾーンで失速が
あった様でした。入替えて後追いでの走行では、同じく1ゾーンを小さく回る川瀬選手の先行に合わせきれず少しオーバーランしてしまい、その後もバタバタとした走りになってしまいました。両者ともにミスの出た中で、川瀬選手の方がミスが大きかったとの判断で、私の勝ち上がりが決まりました。
★追走トーナメント BEST16
お昼一番にBEST16セレモニーに参加しました。今シーズンは全ラウンドを通して少なくともこのセレモニーには参加したいと思っています。BEST16の対戦は、予選3位通過で昨年までFDJに出場していたベテランの長瀬幸治選手でした。まずは後追いからの走行でしたが、進入や2ゾーンへのアプローチで減速感のある走りの先行に合わせきれず、小さいラインとなってしまい、後半は距離も少し離されてしまいました。
先行での走行は、1ゾーンの取り方が少し良くなかった以外はミス無く走行できましたが、後追いの長瀬選手にも大きなミスは無く、結果私の敗退となりました。