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2024.10.18 その他

2024 鈴鹿選手権第4戦 決勝4 位【島津舞央】

公式練習・タイムトライアル

公式練習・タイムトライアルは、レインコンディションでした。ニュータイヤを選択したので、できるだけ周回を重ねてタイヤをいい状態に持っていくために、一番に出走しました。前にマシンがおらずスリップストリームを使えない状況だったので、計測開始前に場所を変えようかと思いました。しかし、ペースには自信があったので前に詰まってしまうリスクを避け、場所を変えずにそのまま走り切りました。1 分5 秒018 の4 番手タイムとなりましたが、タイムトライアルでは、ニュータイヤとユーズドタイヤが混在していました。路面的にはユーズドタイヤの方がマッチしていましたが、予選レースや決勝レースで雨が降ってきたときのことを考えてのニュータイヤ選択でした。スリップストリームを使わずにニュータイヤ勢の中でのトップタイムだったので、レースに向けてのいいスタートとなりました。

予選レース

急速に路面のコンディションが回復していき、全車ドライタイヤでの出走となりました。ドライ路面だった金曜日、土曜日の練習走行では調子が良く、抜かした後も後ろのマシンを離していくことができました。最初の2 周程はフロントタイヤのグリップがあまり感じられず攻めていくことができませんでしたが、徐々にその症状はなくなっていきペースを上げていくことができました。4 周目の1 コーナーでトップに立ちましたが、そのあたりからキャブレターの調子をうまく合わせられず、最高速が伸びなくなってしまいました。トップに立っても逃げることはできず、その後のバトルで、4 番手でのチェッカーとなりました。

決勝レース

決勝は、タイムトライアル時以上の水量で、前がほとんど見えませんでした。スタートでは前列の2 位のマシンが出遅れたあおりを受けて順位を落としてしまい、1 周目を7 位で終えました。タイムトライアルの時は、単独でも良いタイムを出すことができていたので、その時と同じようにコーナー中もどこかのタイヤにトラクションをかけておくことを意識しながら走りました。それに加え、後ろは適度に注意し、前に集中しながら走りました。そして、特に下り25Rでしっかりとトラクションをかけることができ、そこで前との距離が特に縮まりました。2 コーナーの立ち上がりでは、周りのマシンよりも少し大きめのラインを取っていましたが、その分スピードを乗せられていたと思います。そこから着実に順位を戻していきましたが、4 位でチェッカーとなりました。

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