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2024.10.18 その他

2024 FIM世界耐久選手権 【Team Kodama】

スタートライダーはRider Blue 児玉が担当。ルマン式スタートでレースが始まります。スタートでバイクに駆け寄りエンジン始動しますが、ここでマシンを倒してしまい、大きく出遅れます。30位前後まで順位を落とし、オープニングラップを26位で通過。上位陣から遅れをとります。周回ごとに順位を上げ、7周目には16位まで挽回します。今年の8耐は例年になく猛暑の中での開催。気温路面温度共に過酷なレースでグリップ感を掴むのに苦労し、ペースを上げられません。そんな中でも確実に周回を重ね、14周目15位に順位を上げルーティーンの周回数23周目にピットイン。菅原選手にライダーチェンジしコースへ。

8耐2回目の菅原は走りだしからペースも良く、安定した良いラップタイムで周回。順位を落とすことなく24周を終え48周目にピットイン 。PIT作業を終えSTAUFFER選手にライダーチェンジ。初の鈴鹿8耐、コースへと向かいます。日本独特の暑さの中、STAUFERも安定したペースで周回。初めての8耐とは思えない落ち着いた走りで、24周の周回をクリアし73周目にPITへ。2スティント目ルーティーンへ、児玉にライダーチェンジします。2回目のスティントでは、コースコンディションも安定しペースも安定していた。順位も変わることなく、15位を走行。24周周回した98周目にPITINし菅原にライダーチェンジします。菅原も変わらず安定したペースで淡々と周回をこなし、123周にピットイン。STAUFFERに交代し、レースは折り返していきます。

STAUFFERも2回目のスティントでは、更にペースを上げ周回を重ねます。上位陣に転倒や大きなトラブルなく順位を維持した状態が続いていたが、#5が転倒したことにより14位に順位をあげます。その後も問題なく周回し、148周目にピットインし児玉にライダーチェンジ。ラストスティントへとコースインします。最終スティントでは、気温が下がってきたことによりコンディションが良くなってきた模様。児玉はコースインから快調に走り、レース中のチームベストタイムを153周目に記録します。しかし、中盤にMCシケインでコースアウトしペースダウン。今年の8耐の過酷さから脱水症状になりますが、懸命に24周走り173周目にピットインしライダーチェンジ。菅原も最後のスティントへとコースに出ます。菅原は9秒から10秒のペースで走行し昨年の鬱憤をはらします。最後は少しペースを落とし、197周目にピットイン。チェッカーライダーはSTAUFFERが務めます。STAUFFER選手は20歳という若さですが、最終スティントでも着実にチェッカーへと周回を重ねます。これまで順調な決勝レース。残り時間もカウントダウンに近づいてきた204周目、#40がトラブルによりピットイン。205周目には、#76が転倒したことで12位にポジションをあげます。その後も、快調に走行し215周を周回し8時間のチェッカー。昨年のリベンジを果たし、12位で2024年の鈴鹿8耐を終えました。

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