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2024.11.12 SUPER GT

2024年SUPER GTシリーズ第8戦【片山義章、ロベルト・メリ・ムンタン】

◆予選
天候雨
コース状況ウェット
気温17℃(GT300クラスQ1開始時)
路面温度19℃(GT300クラスQ1開始時)
予選開始14時00分(GT300クラスQ1開始予定時刻)

予選日は朝から冷たい雨が降り続き、気温17℃、路面温度19℃というコンディション。9時00分かSUPER GT第8戦の公式練習がスタートした。公式練習開始早々にストップした車両回収の為に赤旗が出され、セッション終了までに実に6回の赤旗が出される荒れた公式練習となった。今回は事前のエントラントミーティングによって、公式予選が悪天候でキャンセルされた場合でも、公式練習でのタイムを予選グリッドとはしないということで合意を得ていた。前回のオートポリス大会で雨の中、ポールポジションを獲得した6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIは、ロベルト選手がステアリングを握ってコースインし、赤旗のタイミングが悪くなかなかタイムアタックができなかったが、1分59秒107をマークし、GT300クラス2番手タイムで公式練習を終えた。エースドライバーの片山選手は赤旗の出されたタイミングの悪さによって、一度もコースインすることなくセッションを終えている。

雨が降り続く中、午後2時からスタートした予選Q1では、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIはロベルト選手が2度の赤旗中断によってベストアタックを無駄にしたものの、総合5番手タイムとなる2分00秒592をマークし、UPPER14に進出を決めた。午後3時21分から開始された予選Q2では、片山選手がぶっつけ本番、まさに一発勝負となるアタックで、4周目に見事1分58秒367をマーク。明日の決勝を7番手グリッドからスタートすることとなった。VELOREX (Team LeMans)は、昨年に引き続き、SUPER GT GT300クラスに参戦する。4 年目となる今シーズンは、マシンをAudi R8 LMSからFERRARI 296 GT3に変更し、マシン名を「UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI」とした。一方、ドライバーは昨年同様、第 1ドライバーに片山義章、第2ドライバーにロベルト・メリ・ムンタンを起用。チーム体制も継続し、2023 シーズンを上回る活躍を目指す。タイヤは、これまでどおりヨコハマタイヤを装着する。

今シーズンのSUPER GTの予選方式は、Q1、Q2のタイム合算方式を基本とし、GT300クラスの場合、全車参加で20分間のQ1を行ない、上位14台がQ2 Upper 14th、15位以下がQ2 Lower 15thに分かれてそれぞれ10分間のQ2に挑む。予選順位はQ1、Q2の合算タイムで決まり、Upper14thでQ2を走行したグループの中からポールポジションが決まる。Lower 15thでQ2を走行したチームが合算タイムで最速であっても15番手スタートとなる。雨天の場合、スターティンググリッドはQ2を走行したドライバーのタイムで決められる。なおルール変更によりQ1、Q2でそれぞれ新品タイヤが使用可能となり、レースウィークを通じての使用可能タイヤセット数の制限があるため、昨シーズンにも増してタイヤのマネージメントが重要になる。レインタイヤのセット数制限は無い。(※今大会は300KMレースのため、ドライタイヤは4セットとなっている)

#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI 出走グリッド:7位
(公式予選Q1タイム2分00秒592:ロベルト選手/公式予選Q2タイム片山選手 : 1分58秒367 )

予選日は朝から冷たい雨が降り続き、気温17℃、路面温度19℃というコンディション。9時00分からSUPER GT第8戦の公式練習がスタートした。公式練習開始早々にストップした車両回収の為に赤旗が出され、セッション終了までに実に6回の赤旗が出される荒れた公式練習となった。今回は事前のエントラントミーティングによって、公式予選が悪天候でキャンセルされた場合でも、公式練習でのタイムを予選グリッドとはしないということで合意を得ていた。前回のオートポリス大会で雨の中、ポールポジションを獲得した6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIは、ロベルト選手がステアリングを握ってコースインし、赤旗のタイミングが悪くなかなかタイムアタックができなかったが、1分59秒107をマークし、GT300クラス2番手タイムで公式練習を終えた。エースドライバーの片山選手は赤旗の出されたタイミングの悪さによって、一度もコースインすることなくセッションを終えている。雨が降り続く中、午後2時からスタートした予選Q1では、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIはロベルト選手が2度の赤旗中断によってベストアタックを無駄にしたものの、総合5番手タイムとなる2分00秒592をマークし、UPPER14に進出を決めた。午後3時21分から開始された予選Q2では、片山選手がぶっつけ本番、まさに一発勝負となるアタックで、4周目に見事1分58秒367をマーク。明日の決勝を7番手グリッドからスタートすることとなった。

◆決勝

天候晴れ
コース状況ドライ
気温22℃(スタート時)
路面温度31℃(スタート時)
決勝レース開始13時00分 (正式スタート時刻13時07分08秒)
予定走行時間300km (正式フィニッシュ時刻15時00分58秒)

#6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山&ロベルト選手)
決勝結果:9位(所要時間:58周消化/ベストラップ:1分51秒193=片山選手)

例年であればタイトル決定戦となるモビリティリゾートもてぎ大会は、第5戦鈴鹿大会が台風の影響で延期となったために、サクセスウェイトを搭載して戦う今シーズン最後のレースとなった。6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI には20kgのサクセスハンディが搭載されたが、予選に関しては特に問題となることは無かった。今回のレースに向けて選定したタイヤはウォームアップ走行の時点でパフォーマンスが高くないことが判明。厳しいレースが予想されていた。決勝スタートは14時07分。交通機動隊を先導としたパレードラップを終えて大きな波乱もなく300kmのレースが無事スタートした。

7番手からスタートした片山選手は、スタート直後からアグレッシブな戦いを展開し、1周目の90度コーナーで2台を一気にオーバーテイクしようとアウト側から勝負に出たことが裏目に出て、軽い接触で右側のバックミラーを弾き飛ばしながらの攻防だったが止まり切れず僅かにオーバーラン。逆にポジションをひとつ落としてしまう。その後も激しいバトルが続いたが、2度目のFCYが出された後のリスタートで痛恨のミス。再スタートのタイミングで約5秒を失いポジションを10番手へとドロップさせてしまう。しかし気を取り直して再びポジションをアップ、ピットオープンのタイミングで早めにピットインし、ロベルト選手に交代。17番手までドロップしたものの1台、また1台とポジションをアップしながら、さらに上位を目指すVELOREXは、路面温度とマッチングしないタイヤに苦しみながらも9番手まで浮上。後方からの激しいプレッシャーを最後まで退け、無事9位完走のチェッカーを受けた。

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