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2024.08.29 SUPER GT

muta Racing INGING GT300 Rd.4 決勝 8位【堤優威&平良 響】

2024年SUPER GTシリーズ第4戦は、夏休みの2日間で5万2,200人のファンを集め4日に350kmレースとして開催。18番グリッドからスタートしたmuta Racing GR86 GTは、順位をいったん20位まで落とすものの、そこから平良が追い上げ暫定2位となる43周まで引っ張りピットイン。ここでタイヤ4本を交換して14位へ順位を落としたが、後半を担当した堤がライバル勢を次々と追い抜き8位まで順位を上げて70周目にゴール。3ポイントを加算しポイントリーダーを守った。

決勝前に行われたウォームアップ走行は、平良で走り始め堤に交代し車両の最終チェックを行い、トップとは0秒786差の11位とまずまずの感触を得た。
350kmという通常より50km長い決勝レースは、気温35℃、路面温度56℃と、暑さのピークに近い時間帯である14時37分にスタートした。ステアリングを握った平良は直後の混乱で順位を落とし20位へ。しかしペースは悪くなく、23周目までに16位まで順位を上げた。24周目に後続の車両がコース脇で動けなくなったことでFCY(フルコースイエロー)となった。3分ほどでFCYはクリアになったが、このタイミングで14位に。さらにFCYの周からピットインをする車両が出始め、29周目には10位まで順位を上げた。
折り返し点あたりの35周で上位がほとんどピットインすると、シリーズ3位の52号車スープラに続く暫定2位へ順位を上げ、43周でピットインして堤に交代。給油とタイヤ4本を交換して後半の追い上げを狙った。コースに出た堤はいったん順位を14位まで落としたが、60周目までに入賞圏内となる10位まで順位を上げ、さらにタイヤ無交換作戦を採った52号車スープラを1コーナーでかわし9位へ。その後は6号車フェラーリをコーナーでかわすもストレートで再び抜き返されるというバトルを続け、スタンドを沸かせた。勝負がついたのは69周目の100Rで8位をもぎ取ったが、7位との差は開いていたこともありその順位を守ってチェッカー。予選18位か
ら10台抜きの8位という結果で3ポイントを加算し、ポイントリーダーを守った。

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